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天保異聞 妖奇士 説一 「妖夷、来たる」【アニメ】 [レビュー・感想]

東京MXで再放送が始まったので改めてじっくり見てみました。

天保異聞 妖奇士 - Ayakashi Ayashi- 公式HP
■説一『妖夷、来たる』■■■■
場面 天保十四年、江戸。
陸奥から南下しているという妖夷の存在を調べるため、「蛮社改所」の奇士たちが暗躍する。
その頃、湯屋で湯汲みをしていた竜導往壓は陸奥から流れてきた農民の親子に出会う。
たえと央太というその親子は、何かに追われている様子。
往壓は二人を自分の長屋にかくまうが、央太は「異界」を求めて飛び出していってしまう。
その思いに応えるかのように出現する「異界」。
そこから、巨大な妖夷が姿を現す。

時代設定上仕方がないといえば仕方がないんだけど、画面の彩度が低いなあ……。平たく言えば画面がぱっとしない、というか……。絵面的につまんない見映えになってしまってるんですなー。ここはウソでもいいからユキが紫の着流し着てたりだとかせっかく女の子なんだから宰蔵がピンクの羽織着てたりだとかしてた方が、掴み的には強かったかもだ(えええー! 笑)。

今となっては貴重なユキのアルバイト姿が見られます。ってなんでよりによって湯屋なんだよ……。何が悲しゅうて夕飯時におっさんの裸を見なけりゃいかんのよ、トカお思いの向きもいらっさったのではありますまいか。意欲作なのは認めるケド意欲的過ぎだ。

それにしても主人公活躍しねえなあ、ゴミ溜めでイトミミズ売ってるだけかよ(笑)。
これはやっぱり、第一話としては掴みが弱すぎましたね。一話で切っちゃった人多そうだ。
やっぱりねえ、第一話ってのはバーッとしてグワーッってなってバーン! っていう「見せ場」がなきゃダメですよ。
これからこの主人公はこういう活躍をして、こういう仲間達と一緒に戦うんですよ! っていうのを把握できるようにしとかなきゃ。
作りが丁寧なのは認めるけど、設定やバックグラウンドをクドクド説明するよりも先にビジュアル的にキャッチーな見せ場を持ってくる方が、見ている方は続きが気になるってもんなのです。ご存知禿の御大こと富野由悠季監督あたりはその辺よくわかってらっさって、よくテレビシリーズの一話と二~四話位を放送開始ギリギリの土壇場になって引っくり返しちゃったりするんだけど(Vも∀もそう)、妖奇士も、この「妖夷、来たる」は後回しでよかったのじゃないかしら、と思う、のであった。

天保異聞 妖奇士 一 (通常版)

天保異聞 妖奇士 一 (通常版)

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: DVD


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